BNUHC-18の主成分はGSE(Grapefruit Seed Extract. グレープフルーツ種子抽出物)です。「そんなものが本当に効くの?」という疑いの目で見られることもありますが、家庭菜園やガーデニングをしている方ならピンとくるでしょう。じつは植物も私たちと同様、菌やウイルスに悩まされているのです。だからそれに対抗する成分を種子が含んでいる。それをちゃっかり利用させてもらおうということです。
除菌剤は多数ありますが、塩素系を含め、そのほとんどは酸化剤です。対してGSEは抗酸化剤。金属類がサビる心配なく、かつヒトに対しても安全。海外ではGSEを飲むサプリメントとして利用していますし、吸入薬や点鼻薬に使っている製薬会社もあります。中身はナリンゲニンなどの脂肪酸フラボノイドで、多数の菌・真菌・ウイルスを抑制する効果があることが、多くの実証研究で確認されています。
「見る菌」で確認してみた
ところで、「見る菌」(株式会社mil-kin)という製品をご存じでしょうか。食品衛生分野や歯科衛生分野で注目を集めている「携帯形微生物観察器」です。2019年にはJIS規格も制定されています(JIS B7271)。JISの定義をそのまま引用しましょう。
<細菌類などの微生物を、プレパラート作成などの前処理を必要とせず、簡易に即時観察できる光学機器。観察器は受像装置を接続して観察することができ、かつ、観察器単体でも接眼レンズを通して目視で観察できる。>
微生物等の汚れを測定するものとして、キッコーマンバイオケミファのルミテスター Smartという機器があります。これもいい装置ですが、見る菌はビジュアルですぐに確認でき、静止画・動画に残せるところがいい。
見る菌を使って、BNUHC-18が採用している「ココチGSE」(ココチプラス株式会社)の能力を確認してみました。室温(23度)で、カイワレ大根の種を水に浸した液(細菌が繁殖しています)を試料ステージに一滴たらして、BNUHC-18と同じ濃度のココチGSEを一滴たらして撮影した動画がこちらです(画面が明るくなった瞬間が、滴下した瞬間)。
足らした瞬間にほとんどの菌を抑制しており、動きが止まります。その後も、水の動きに流されますが、菌自体が振動している様子はありません。強力です。当社がMISTECTウォーターとBNUHC-18に採用したココチGSEは、世界的にもほぼ唯一、グリセリンなどの添加物を使わないGSE水溶液です(独自技術です)。つまりBNUHC-18の中身は高純度精製水とGSEのみ。100%天然植物成分です。
同じ条件で他社製GSEでも見てみました。滴下しても一部の菌の振動するような動きが止まりません。完全には抑制しきれていないということです。
もっと手軽な確認方法
もちろん、見る菌で見る前から、様々な第三者機関で除菌能力を確認しています。それでも、BNUHC-18はどこからどうみても水です。なにしろ匂いもない。購入後、「本当に効くのか」「これはGSE水溶液なのか」と一瞬不安になってしまうかもしれません。
ただの水ではないことは、以下の方法で確認できます。
- 振ってみる
明らかに泡立ちます。ただの水ではないとすぐわかるでしょう。 - 靴箱やトイレなどでスプレーしてみる
匂いが瞬時に消えます。GSEは消臭効果も高い。 - 生ゴミにスプレーしてみる
匂いがずっと消えます。腐敗をおこす菌を抑制するからです。 - バスルームの壁にたっぷりスプレーしてみる
一度カビ取り剤できれいにしたあと、BNUHC-18をたっぷり天井や目地にスプレーしてください。GSEは効果に持続性がありますので、月イチくらいのスプレーでカビのないバスルームになります。
お試しください。口に含むとほんのり苦みがあります。GSEは安全が確認された「既存添加物」として認定されている薬剤であり、許認可なく製造・販売できる食品添加物です。厨房/キッチンで使っても問題はありません(GSEは食品の品質保持剤に使われるくらいで、黄色ブドウ球菌やO157、カンピロバクターなど食中毒をおこす病原体のほとんどを抑制します)。