BNUHC-18(略称BC18)はGSE水溶液。製造上の工夫で、グリセリンなどの添加物を一切使わずにGSE(Grapefruit Seed Extract)を水になじませたココチGSEを採用しています。GSEの特長はヒトに安全であること。中身は抗酸化物質であり、モノへの影響もわずかであること。それでいて除菌力が強力で、効果に持続性があることです。

お客様の実感レポート

2021年1月の発売以来、お客様からいろんな声をいただいています。それを抜粋してご紹介しましょう。なお、以下は基本的に個人の感想ですので、その点はご理解ください。

1.    ただ一人感染を防いだ保育士

「オミクロンで急に園児の感染が増え、私以外の保育士の全員が感染しました。基本的に手指衛生に使いましたが、園で発熱した子どもの面倒をみるときは、頭と衣服にBNUHC-18をスプレーしてから行きました。手荒れしないのが本当に助かります。感染した園児がいた部屋の清掃をするときも多用しました。鼻にも口にも使いました」

2.    新型コロナに感染した夫を看病した妻

「BNUHC-18は洗面所やトイレの清掃と手指衛生に使っていましたが、医師の夫が職場で感染し、自宅療養となりましたときは、本当に頻繁に使いました。夫は『部屋から出たらノドにスプレーしておきなさい』とも言っていましたね。私は感染せずに済んでいます」

3.    新型コロナに感染した妻を看病した夫

「妻が突然、『なんか熱がある』という。すぐに医療用抗原検査キットで確認したら見事に陽性。すぐにマスクをさせ、ベッドルームに隔離。BNUHC-18を部屋やトイレの床に改めてスプレー。洗面所を清掃。
家庭内感染を防ぐのは本当に大変ですね。張りつめました。離れのある家がうらやましい。BNUHC-18の何がよかったかって、危ないな、と思ったらスプレーして安心感が得られることです。これは絶大でした。そして私は発熱なく、3日後に抗原検査をしましたが、うっすらともラインは出ることなく、ホッとしました」

4.    園内感染を防いでいる幼稚園

「トイレ清掃や手指衛生、おもちゃや楽器の除菌にBNUHC-18を使っています。新型コロナだけでなく、いま流行中の感染症の園内感染を防げています。スタッフはマスク、子どもたちは症状のある子だけマスクで、ご家族に感染者が出た場合は登園を控えていただいています」
(この幼稚園の詳細はこちらでレポートしています)

5.    仮眠施設でのクラスターを防いでいる企業

「終電後の夜間に設備のメンテナンスをする会社です。仮眠施設をもっており、そこでチームごとに寝泊まりするため、クラスターの発生を防ぐことが重要な課題でした。1チームがこぞって感染すると、メンテナンスが回りませんから、社会的インフラに穴をあけてしまう。
そこでBNUHC-18の20L版を会社で購入し、部屋もシーツも洗面所もトイレもスプレーし、手指衛生も頻繁にしています。2021年の購入以来、クラスターは一度も起きていません。いまでも一斉消毒タイムを設けて、全員が手のふれる場所などを清掃しています」

6.    その他の感想

  • バスルームに使うとカビが発生しにくくなる
  • ネコ砂に使うと匂いも消えるからありがたい
  • 洗濯を干すときにスプレーしている。生乾きの匂いが消えた
  • 頭と顔にスプレーすると花粉症が楽になる
  • 新型コロナ感染後、倦怠感もひどく嗅覚もなくなり、Long COVIDと思われる辛い体調が続いていたが、毎日コップ一杯を飲むようにしたら改善した。

お客様の実感レポートの科学的評価

「それを使えば感染しないこと」の証明は一般に困難です。たまたまウイルスとの遭遇がなかっただけかもしれない。ただ、事例1‐3の例は感染した子どもや家族を看護しながら感染を防いでいますから、ウイルスと接触しながらも感染を防いだことは確実です。

注目は、事例2と3は家族の看護でも感染を防いでいること。発症前から急性期が過ぎるまでの超濃厚接触ですから、感染を防ぐのにGSEは役立つと評価していいでしょう。周知の通り、新型コロナウイルスは発症前からウイルスを吐出します。症状が出てから慌てて対応しても、もう遅い。家庭内感染を防ぎきった事例は、日頃からトイレ清掃などにGSEを使い、タオルなども分けて、注意をしていたということでもあります(「家庭内感染対策」参照)。

事例4でおもちゃや楽器の清掃に使っていただいているのは、GSEがモノへの影響も小さいことから、大正解だと思います。GSEは既存添加物(食品添加物)指定されるほど安全性が高いことから、幼児が舐めたりするおもちゃにはとくに有効です。

事例5はもうお見事、というほかありません。まさにプロ中のプロ。自分たちがメンテナンスに力を発揮できないと、事故が起きたりすることをよくわかっている。私たちの社会はこういう方たちの高い職業倫理に支えられていることを実感しました。そしてGSEがお役に立てているようで本当にうれしい。

その他の感想ですが、カビと匂いを防ぐのはGSEの特長ですので、納得できるものです。バスルームの場合、いったんカビ取り剤できれいにしたあと、週に一度ずつくらいGSEをスプレーして更新してください。消臭能力も強い。下駄箱などに使うとよくわかります。小鳥やイヌ・ネコのようなペットにも安全ですから、除菌や匂い対策にお勧めできます。ネコ砂に使うと、ネコの足裏のケアにもなるでしょう(「ペットの感染対策」参照)。

洗濯物のあの匂いが消えるのは、GSEがモラクセラ菌(Moraxella osloensis)を抑制できるからです。

海外ではGSEをサプリメントとして飲んでいる

科学的に断定できないのが最後の二つ。花粉症とLong COVIDの軽減です。
まず花粉症の話から。ひょっとすると、中身をただの水にしても似たような効果が出るかもしれませんから、その確認は必要です。

念のため、GSEに含まれる5種類の抗酸化物質:ナリンゲニン/クェルセチン/ケンフェロール/ヘスペリジン/アピゲニンのそれぞれで医学論文を検索してみました*1。驚いたことに、どの物質も抗ウイルス作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用が報告されています。これなら、花粉症の症状を「やわらげるかもしれない」とは言っていいでしょう(どの程度緩和できるかは不明ですし、花粉症を治せる証拠はありません。この点にご注意ください)。

Long COVIDが改善した話は半信半疑です。たまたま改善するタイミングで飲み始めたという可能性もあります。ただ、関係するかもしれないと推定できる研究が発表されていることも事実です。

  • 海外ではGSEは「飲むサプリメント」として使用されており、腸内のカンジダ菌抑制に効果があるとされている
  • 最近の研究で、腸内のカンジダ菌(Candida albicans)がLong COVIDの炎症をひどくしている可能性が指摘されている*2

この2点からみると、GSEを飲用したことで腸内のカンジダ菌が抑制された結果、炎症が改善し体調がよくなったという可能性はあります。もちろん、これが事実だとしても、症状が軽快する一要素にすぎず、「飲めば治る」というものではありませんので、ご注意ください。

GSEの最大の長所はヒトに対する安全性です(でなければ「飲むサプリメント」として販売されるはずもありません)。具体的には、5000 mg/kgの摂取が危険とされるライン*3。体重60kgの人なら300g。20LのBNUHC-18を飲み干しても遠く及びません。また、高血圧症の薬に禁忌とされるフラノクマリンはグレープフルーツの果肉等に含まれるもので、種子抽出物であるGSEには含まれていませんのでご安心ください。

ただし、天然植物エッセンスですから、アレルギー反応が出る可能性はゼロではない。違和感があるならすぐに使用を中止してください(過去30年にわたり、食品や化粧品や点鼻薬、吸入薬などに使われてきた実績からすると、可能性は小さい)。

家庭で広範囲に使えるところがGSE最大の長所

家庭内感染を防いだ例に共通しているのは、日頃からトイレ清掃や床清掃などに使っていただいていたことです。幼稚園の事例でも同じ。このように広範囲に使えて、匂いの問題もなく、健康被害もなく、モノへの影響もほぼないことがGSEの特長です。

アルコールを広範囲に噴霧すると爆発・炎上の危険があります。匂いもきつい。塩素系の薬剤は酸化剤ですから、金属がすぐ錆びるなどモノへの影響が大きく、しかも有機物の汚れに反応するため、汚濁環境では能力を発揮できません。実験環境ではいい成績が出ますが、フィールドではボール球に手を出してしまう。GSEは汚濁環境でも除菌力がしっかりあります。

なにより揮発しにくい成分のため、除菌力が続く。アルコールも次亜塩素酸水も効果はその場かぎりで、感染者がトイレを使うたびに除菌する必要がある。GSEならその必要なく、清掃回数も消費量も減らせますので、じつはコストパフォーマンスもいいのです。家庭のトイレなら週に一度は丁寧に清掃し、くまなくGSEを床にも行きわたらせておいて、毎日1回は追加でスプレーするというやり方を勧めます。消臭目的でスプレーすると一石二鳥です。

さて、事例1‐3では、頭髪と衣服に使っていることもポイントです。これもGSEの長所のひとつ。ヒトへの安全性と効果の持続性を生かしたうまい使い方です。もちろん、びっしょりと使うわけにはいかないので、ウイルスを完全に防ぐわけではありませんが、付着したウイルスをある程度は抑制することを期待できます。通勤前と電車をおりたあとに頭髪と衣服に使うのもいいでしょう。「帰宅時、玄関前でスプレーしてから家に入る」「玄関マットにスプレーし、それを踏むようにしている」というユーザーもいます。

トイレなどの床清掃や衣服へのスプレーなどにお勧めしたいのが、「フレアソルボトル」などと言われる蓄圧式でミストを噴霧できるスプレーボトルです。かなり細かい粒子を連続して噴霧できるので、面への噴霧に向いています。新型コロナ禍以来、鼻腔用なども含めスプレーボトルの種類が増え、入手しやすくなっています。お好きなボトルと組み合わせてご利用ください。

飲食店や学校等の清掃で生きるGSEの特長

GSEで床などの表面に付着するウイルス(落ちてくる飛沫のウイルス)を抑制し*4、高性能空気清浄機か換気で空間中のウイルスを減らせば、感染リスクは激減します。相手の飛沫が目に飛びこまない距離をとった上で、「吸いこまない/目・鼻・口に手で持ち込まない」を徹底すれば、感染はしないのです。

とくにGSEを利用していただきたいのが、ノーマスクで過ごす人が多い飲食店や学校での清掃時です。床にたっぷりとウイルス飛沫が落ちている日もあります。それをホコリとともに舞いあげてしまうのが清掃という作業。それを吸い込んで感染する危険も、身体中にウイルスを付着させてしまう危険もある。GSEで濡らしたモップを使って、静かに清掃するのが最も安全です。もちろん、「掃除の時は必ずぴったりと隙間のないようにマスクをすること」と言っておきましょう。

床が処理されていないという意味で気になるのが、学校の体育館です。いまはノーマスクで体育館を利用することが多い。当然、床には多数のウイルス飛沫が落ちる日もあります。塵埃感染も心配ですし、子どもたちがそこに体育座りをすることも気になる。

体操着と両手にべったりとウイルスがつく日もあることでしょう。「体育の後は必ず石鹸で手を洗いなさい」としつこく言うのが正解です。また、事前に体操着のお尻部分にGSEをスプレーした上、帰宅したらすぐに洗濯機へ。

ウイルスだけでなく、最近は溶連菌対策も必須です。溶連菌は飛沫感染も接触感染も空気感染もすると言われており*5、まずは溶連菌リスクを減らすことが、話題のSTSS(劇症型溶血性レンサ球菌感染症。いわゆる「人食いバクテリア」)対策にもなります。そして菌は宿主を離れると感染性を失っていくウイルスと異なり容易に不活化しませんし、条件があうと増殖することもあります。溶連菌対策としても、GSEをご活用ください。

新型コロナウイルスパンデミック以来、世界中でインフルエンザから結核にいたるまで、複数の感染症の同時流行が始まっています。これは新型コロナウイルスがヒトの免疫にダメージを与えるからです(免疫窃盗と言います)。

如実に被害を受けているのが、ワクチン接種率の低い子どもたち。新型コロナ感染のあとは感染症に弱い状態となっていますので、他の病原体(菌・ウイルス)を遠ざけることが必要です。換気と空気清浄機、適切なマスクの使用、そしてGSEによる環境除菌・手指衛生をお勧めします。

2020年4月、新型コロナウイルスパンデミックの中、今後は人間社会が複数の菌・ウイルスの感染症に悩むことになると考えて問題に取り組み、2021年1月にBNUHC-18を発売しました。名前の由来は、B→C、N→Oとアルファベットを1文字ずつずらしていただくとわかるかと思います。

GSEはヒトに安全でありながら、800種類の菌・真菌(カビ)・ウイルスを抑制する植物エッセンスです。許認可なく製造・販売のできる既存添加物(食品添加物)でもあり、キッチンからバスルームまで広く使って、菌・真菌・ウイルスの影響を排除する能力があります。

そしてこのGSEを、1日たった数分間の稼働で室内の露出空間に自動コーティングするマシンがMISTECTです。ブラウン運動という自然現象を利用して部屋全体に拡散します。ノーマスクだと飛沫が落ちるからこそ、オフィスや飲食店、ホテルの部屋などの感染対策にお勧めします。介護施設や保育園で感染を防いだ実績のあるシステムです。

BNUHC-18とMISTECTのご購入はこちら
https://bnuhc.shop/

GSEは災害時の感染症予防にも威力を発揮します。災害対策のためにも、ローリングストックを勧めます

本文中のリンク一覧

注記

*1 GSEに含まれれるNaringenin/Quercetin/Kaempferol/Hesperidin/Apigenin(いずれも抗酸化物質の植物フラボノイド)のそれぞれで検索した医学論文のうち、抗アレルギー作用、抗炎症作用を報告しているものを抜粋しておきます。ただし、それぞれの含有量が不明ですし、これらがGSEのヒトに対する薬理作用を示すものではないことにご注意ください。可能性を示すのみです。
●Naringenin
Naringenin inhibits allergen‑induced airway remodeling in a murine model of asthma
https://www.spandidos-publications.com/10.3892/mmr.2014.1940
●Quercetin
Quercetin with the potential effect on allergic diseases
https://aacijournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13223-020-00434-0
●Kaempferol
Kaempferol inhibits airway inflammation induced by allergic asthma through NOX4-Mediated autophagy
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/09603271231154227
●Hesperidin
Antioxidant and Anti-Inflammatory Properties of the Citrus Flavonoids Hesperidin and Hesperetin: An Updated Review of their Molecular Mechanisms and Experimental Models
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ptr.5256
●Apigenin
Effects of Apigenin on RBL-2H3, RAW264.7, and HaCaT Cells: Anti-Allergic, Anti-Inflammatory, and Skin-Protective Activities
https://www.mdpi.com/1422-0067/21/13/4620

*2 GSEを飲用することで腸内のカンジダ対策になることは、この記事に詳しい。一般向け解説だが、根拠論文へのリンクもあるしっかりした記事です。
Grapefruit Seed Extract for Candida + Benefits & Side Effects
https://supplements.selfdecode.com/blog/grapefruit-seed-extract/

Candida albicansのような腸内の真菌病原体が炎症性疾患における免疫活性化に寄与している可能性を確認したのがこれらの論文です。
Fungal microbiota sustains lasting immune activation of neutrophils and their progenitors in severe COVID-19
https://www.nature.com/articles/s41590-023-01637-4
Candida makes a lasting impression in COVID-19
https://www.nature.com/articles/s41590-023-01648-1

*3 GSEを使った医薬品を発売しているProdeco Pharmaの説明による。
https://www.prodecopharma.com/en/products/brands/gse

*4 「床にウイルス入り飛沫がいくら落ちたって、床を舐める人などいないから問題ない」という意見もありますが、たとえばトイレに飛び散ったウイルスがやがて拡散し、他のフロアのトイレ利用者に感染させた事例などもあります。床に落ちた飛沫が乾燥してくると、ホコリなどに付着して浮遊し、感染させると考えたほうがいいでしょう。これを塵埃感染といいます。
ドレインが乾いていたため、他の階のトイレに拡散した報告はこの論文です。
cf.
COVID-19 Cluster Linked to Aerosol Transmission of SARS-CoV-2 via Floor Drains
https://academic.oup.com/jid/article/225/9/1554/6505230

*5 学校での溶連菌感染を分析したこの研究による。
Frequency of transmission, asymptomatic shedding, and airborne spread of Streptococcus pyogenes in schoolchildren exposed to scarlet fever: a prospective, longitudinal, multicohort, molecular epidemiological, contact-tracing study in England, UK
https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(21)00332-3/fulltext