自然災害は突発的です。地震もあれば豪雨もある。そして日本列島に災害と無縁な場所はなく、常に備えておかないといけないことを、2025年末にも2026年の年始にも体験しました。ぜひ、GSEをローリングストックしてご活用ください。日々の感染症対策や食中毒対策にも、避難所での二次災害の抑止にも役立ちます。

能登では災害関連死のほうが多かった

災害には一次災害と二次災害があります。注目は一次災害に集まるものです。「この地震での人的被害は重症者が2名でした」と言われると「重症者はお気の毒だけれど、死者も出ておらず、よかった」と判断して、もう気にするのもやめてしまいがちですが、現地ではインフラが打撃を受けて、断水が続いていることもあります。こうした二次災害のほうが、影響を受ける期間も長く、深刻なものとなることが多いのです。

能登半島地震(2024年)では、石川県内の一次災害での死者(直接死)が228人であるのに対して災害関連死は456人で、二次災害の死者のほうがはるかに多かったのです*1。真冬に起きたこと。断水が広範囲に発生し、衛生を保つのが困難だったことがその原因として挙げられるでしょう。

災害関連死は阪神淡路大震災(1995年)でも、東日本大震災(2011年)でも問題となりました。死因の多くは感染症で、肺炎が多いことがわかっています。
(災害に命を奪われた方々のご冥福をお祈りいたします。)
つづく

関連商品:BNUHC-18災害対策備蓄スターター

*1
石川県「令和6年能登半島地震による人的・建物被害の状況について」第224報
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/documents/higaihou_224_1226_1400.pdf